バガテル公園
★庭内に咲き誇る美しい花たち。野ばらでしょうか。
みなさん、こんにちは。
日本は梅雨が始まりそうだと、
今日母から聞きました。
ムシムシするとお洗濯も乾きにくいし、
ベタベタするのが不快なところ。
パリは乾燥しているので、基本部屋干しなのですが、
1日ですぐ乾きます。
逆に乾燥しているので、肌には少しキツイのが辛いところです。
ベタベタと乾燥のキツさ、あなたはどちらがお好みですか。笑
さて、6月のこの季節はあちこちでバラや様々な花が咲き誇る、
最高の季節!
フランスの歴史や文化に詳しい、とても素敵な知人から、
いろんな花にまつわる情報を教えていただいた5月下旬。
その話をきいてから、いてもたってもいられなくなった私は、
自分の中で6月を花月間と決めました。
そして、まず最初に訪れたのがブローニュの森にある、
バガテル公園(Parc de Bagatelle)です。
この公園は、1775年、ルイ16世の弟アルトワ伯爵が土地を購入し、
当時の遊び仲間でもあったマリー・アントワネットと
64日間という短期間で 城と庭園を整えられるか?という賭けのもとできたそう。
(これもその知人が教えてくれました)
実際に行ってみると、え?本当に?!とびっくりします。
なぜなら、滝があったり湖があったり素敵な小道があったり、
本当に凝った素敵なところだったんです。
今回はバスで行ってみようと思い、
サンラザールそばのバス停から43番を利用。
★バス停前の景色。ジレジュン(黄色いベスト)の影響でなんと40分も待ちました
プラス・ドゥ・バガテル(place de Bagatalle)で下車した後、
10分くらい歩いた先に公園はありました。
★バガテル公園の入り口
★園内の建物を守っているスフィンクス?と天使?斬新でしばらく眺めてしまいました。笑
この頃はちょうど芍薬が満開で、まずはいろんな種類の芍薬を愛でることができました。
芍薬のガーデンを通り抜けて少し歩くと滝が目の前に現れます。
滝のそばには色とりどりの珍しい花々
園内でピクニックしている人も多く見かけました。
そして緑濃く茂る園内を歩いていきます。
辺りにはいろんな種類の美しい花々が咲き乱れています。
ふんわりいい香りも漂っていました。
豪華で可憐な芍薬やバラも大好きですが、
可愛らしい花々がワサワサ咲いているのも大好き!
もう夢の中のようでうっとりです。
庭内の小道を歩いていくと途中でニワトリに遭遇。
と思ったら、次に現れたのはなんと孔雀でした!
道の真ん中から動かない孔雀。
あたりに人影はなく、私ひとり。
通り抜ける際に孔雀に襲われたらどうしようと怖くなり、
横の芝生を大回りして過ぎました。
孔雀様です。笑
木々の中をしばらく歩くと今度はネコちゃんに遭遇。
おいで!と声をかけたら舌を出して私の方をみて、
そして逃げていきました。
どうして?
また少し歩くと、庭内にカフェスペースがあり、
そこではまた孔雀たちが、
自慢げに羽を広げた様子を披露してくれました。
でも後ろ姿は少し笑えます。
さらに小道を進んでいくと美しい湖がありました。
お花があちらこちらでワサワサ咲き乱れています。
そしていよいよバラ園に到着。
この公園はバラ園がとても有名で、
1907年から毎年6月にバラの国際新品種コンクールが開催されているそう。
日本にも、私の地元である静岡県の伊豆半島の河津に
このパリのバラ園を完全に再現した
バガテル公園 河津があるそうです。
私も調べるまで知りませんでした。
本当にいろんな品種をみることができます。
私が訪れたのは5月下旬ですが、6月半ばの方が満開かも知れません。
その後バラ園を抜けた先で急なスコールにあい、
しばらく園内の藤の木の下で雨宿りをしました。
藤の花はもう終わっていましたが、
周りにはバラが咲いていて、
雨音を聴きながらロマンティックな気分を味わいました。
すっかり花々と自然、動物たちに癒されたバガテル公園。
今度は友人たちを誘ってピクニックをしてみたいです。
それでは、また明日から新しい1週間
素敵な週になりますように。
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